元記事:アメブロ2017-11-21 07:52:13
術痛を与えないように施術しても,肝心の球が外れなければ意味がありません。宮原先生の無痛施術で,本当に球が外れるのか。わたしは,図らずも,それを検証できる機会を得ることが出来ました。月に一度の割合で,何度か施術していた方が,偶然,公開治療のモデルになったのです。
その方は,50過ぎの女性で,血圧が高く赤ら顔,肥満でした。わたしは,その方の深部の球を外すことが出来なくて,術痛も強い様子だったので,申し訳ないやら情けないやら,悩んでいたのですが,一方で,脚周りが太くて,深いスジに指が届きにくい上にスジが固い人なので,施術を繰り返して緩んでくる時を待つしかしょうがないと割り切ってもいました。
宮原先生は,いつも通り,
「痛いときは,痛いと言ってください。痛くなく出来るんだから。」
と声を掛けながら,あれよあれよという間に施術を済ませてしまいました。
後日,その方を施術して驚きました。何度やっても外すことが出来なかった球が,完全に浮いてしまっていたのです。その方は,宮原先生の施術は,ぜんぜん痛くなかったそうですが,わたしが,その浮いたスジを動かしてみると,痛がっていました。