元記事:アメブロ2017-12-04 14:09:15
自分の太腿などを使っての手技練習では,遠慮無く力が掛けられ,施術に必要な力が付いたり,自分の足腰が楽になるので,良い方法なのですが,他人に施術するときとは勝手が逆になってしまいます。
高校時代に,友達に新日本延命学を紹介していた(と言うより,驚かせて自慢していた?)のですが,他人の身体でスジを探ることが出来る数少ない機会でした。高校卒業後は,講習会のスタッフ同士での練習が,貴重な時間でした。講習会とは別の日に,富川先生の施術所で指導を受けながらでしたから。
ひとりが,富川先生から,ある部位の施術を受けます。その直後に,同じ部位の施術をさせてもらって,スジの場所や動かし方が先生と同じかどうか,施術を受けた人に教えてもらうという方法でした。
「技術は,見て盗むもの。簡単に教えて下さいと言うな。」
というのが富川先生の持論で,先生自身は,宮原先生から手取り足取り指導を受けるということは無かったそうです。
「人が大変な苦労をして得たものを たやすく手に入れようとするな。」
とも教えられましたが,富川先生から直接手ほどき,指導を受けられる貴重な日でした。講習会の手伝いに,奉仕で出掛けていた者に与えられた特権?