元記事:アメブロ2017-11-27 20:12:47
気温が下がってきたので,食器を洗うときに湯を使うようになりました。設定温度は37度にしているのですが,手が冷えているときには随分熱く感じて,設定を間違えたかと思うことがあります。真冬に冷水を使い続けていると,痛みを感じる事もあります。
このことから,神経は,冷えると熱刺激に過敏になり,更に冷えが強いと痛みを発すると言えます。
また,押されたり,引っ張られたりする機械的刺激に対しても,神経は冷えると過敏になると思われます。例えば,冷えた身体を動かすと痛みを感じますし,ウォームアップすれば,同じ強度の運動をしても痛みを感じなくなります。
きのう,血流が不足すると,カラダが意識に不快感で知らせて,改善する行動を促す仕組みがある事を書きましたが,血流が低下して神経を適温に保てない部位では,神経が過敏になるという段階があるようです。
以上のことを踏まえて,施術痛について考えてみると,スジが固くなって血流が低下している部位を施術するときには,痛みが生じて当然と言えます。それにもかかわらず,宮原先生の施術が痛くなかったのは,巧みな手技を用いて,施術部位を極力刺激しなかったからと考えられます。