元記事:アメブロ2017-11-16 20:20:36
宮原先生は,胃下垂をレントゲン写真によって診断していたのではなく,触察によって判断されていました。
公開治療の様子を紹介します。
仰向けに寝た患者のみぞおちを押したとき,張りがなくペコンとへこみ,ヘソの辺りがみぞおちよりも盛り上がっていることを,患者自身に確認させていました。
「この手応えを良く覚えておいて下さい。胃下垂が治ったらもう二度と感じられませんよ。」と。
治療後は,みぞおちと下腹部の高さが逆転したことを,患者自身に確認させていました。更に,患者が正座した状態でみぞおちに手を当てさせて,
「重力で引っ張られて下がっていたんじゃないということ。分った?」
「もうこれで,おたくは,胃下垂じゃなくなった。一生下がりませんよ。」
と話されていました。
これが,延命学的な胃下垂と正常な位置にある胃の診断法です