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四本のスジが全身に延びている

元記事:アメブロ2017-11-07 09:42:40

 宮原先生が,脚の付け根を施術されただけで,同側半身が柔らかくなってしまったのは,そこに繋がっているスジの緊張が緩んだためです。そのスジは,脚の付け根に向かって,紐がたぐり寄せられるように縮んで球を作っていたのです。

 球が周囲の組織と膠着を起こして,側の太い血管を圧迫すると同時に,球に向かって引っ張られたスジは,緊張して硬くなり側の血管を圧迫してしまいます。

 宮原先生が,膠着している球を外すと,球やスジに圧迫されていた部分の血流が回復して,前記の変化が現れたのです。

宮原先生によると,

「スジは四本しかない。お腹に左右で二本,背中にも二本あるだけ。それらが,全身に延びている。」

ということです。

 脚の付け根の球が,全身の血液循環に及ぼす影響が大きいわけです。

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宮原先生が編み出した治療手技

元記事:アメブロ2017-11-06 18:17:00

 血流が不足すると疾病を招き,血流が回復すれば疾病は治癒に向かう。血流に大きな影響を与えるものが運動神経筋(スジ)である。

 宮原先生は,スジの腫れ(球)が疾病を招くことを発見されたばかりでなく,それを治療する手技を編み出されました。薬や手術によらずに疾病を治癒させる先生の施術の恩恵を受けた方は数知れず,医者に見放された重症の人も多かったと聞いています。

 宮原先生の治療は,脚の付け根から始まります(ごく初期は,違ったようですが)。

 仰向けに寝かせた患者さんに片膝を立ててもらい,大腿前面の内側部分を,両手を使ってリズミカルに施術されるのですが,ほんの30秒ほどで,患者さんの脚の様子がガラリと変わってしまいます。

 膝を伸ばして両下肢を比べると,大腿部の高さが低くなって幅が広くなっています。先生が大腿部の内側を揺するようにされると波打って,見るからに柔らかくなっていることが分かります。脚の付け根をほんの30秒ほど施術されだけなのに,下肢だけでなく,腹部,胸部から肩関節に掛けて,顔面なども,変化してしまうのです。

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スジの治療で,血液の巡りやすいカラダに

元記事:アメブロ2017-11-04 09:44:19

 ヒトの健康が保たれているのは,人体を構成している細胞の働きによっています。

 人体の臓器や器官は細胞の集まりであり,細胞は,血流によって生きて働くことが出来ます。逆に,血流が途絶えれば,細胞は死んでしまい,臓器や器官は正常な働きが出来なくなってしまいます。つまり,血流が悪くなると疾病を招くと言えます。

 人体には,病状を回復する働きがありますが,それにも血流が欠かせません。

 新日本延命学療法は,スジを治療して,血液を巡りやすくするため,疾病を治癒に向かわせることができるのです。

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スジが縮むと病を招く

元記事:アメブロ2017-11-03 08:58:30

 スジが腫れているのは,縮んでいるからです。宮原先生は,スジを紐に喩えて説明されていました。紐に結び目が出来ると,端から端までの長さが短くなりますが,スジに出来る腫れが,この結び目に相当します。宮原先生は,球(タマ)と呼んでおられました。球が沢山出来るほど,スジは短くなります。また,球が大きくなっても,スジは短くなります。

球が出来る部位は,大体決まっていて,脚や腕の付け根の柔らかい所です。そこには,比較的太い血管が通っています。

スジが縮むと,血液循環が悪くなり,あらゆる疾病の元になる
と 新日本延命学では考えています。

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スジが,血管を圧迫して血流が悪くなる

元記事:アメブロ2017-11-02 09:44:42

 血液は,血管の中を流れて身体各所に,酸素や栄養を運ぶ役割を担っています。血管は,柔らかいので,心臓が血液を送り出す力や,人体の様々な動きから受ける力に,しなやかに対応出来ます。しかし,一方で,同じ姿勢を続けていると,圧迫されている血管の内側が狭くなるため,血流が悪くなってしまいます。

 スジが腫れて,周囲の組織と膠着を起こすと,血管を圧迫して血流が悪くなります。腫れていなくても,血管のそばのスジが固くなれば,圧迫が強くなり血行不良を招きます。

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ごあいさつ

元記事:アメブロ2017-11-01 09:39:52

 もう長いこと,新日本延命学の治療師をやっています。事の始まりは,10歳の時,わたしの持病を心配した伯母の紹介で,富川先生に治療して頂く縁が,出来たことでした。

 富川先生は,こどものわたしにも,
「自分で出来ることは,自分でしなさい。」
と 大腿部や臀部について,スジの施術部位を教えて下さいました。
 定期的に,富川先生に治療して頂く他に,先生が受講されていた新日本延命学講習会にも,母親と参加しました。そして,両親共に,新日本延命学を学んで,わたしに施術してくれました。
 そのような環境で,新日本延命学やスジについて,身を以て学んでいったのです。もう46年以上経ちますが,スジの研究は続いています。その一端をここに紹介していくつもりです。
 このブログが,新日本延命学を探求される同志の一助となり,新日本延命学療法によって,苦痛や不安から解放される人が増えることを願っています。百年,二百年と新日本延命学が受け継がれ,やがて,人類の宝になることを夢見つつ。