新日本延命学の家庭療法として足圧(そくあつ)が考案されたことを以前書きました(新日本延命学の講習会 2)。その足圧とよく似た健康法に楽健法(らっけんほう)があります。
ここで似ているというのは、施術に限定してのことです。足圧も楽健法も、脚や腕の付け根部分を足で踏む施術を行います。二つが似ている理由は、楽健法の創始者である山内宥厳氏が、新日本延命学の講習会で宮原一男氏の施術を学び、それを元にして考案されたからだと伝わっています。
楽健法は、施術法において足圧と似ていますが、運動神経筋について述べられることは無く、病理観も違い、新日本延命学療法を行うものではないようです。踏む人と踏まれる人の相互作用を重視されていて、正式名称は「二人ヨーガ楽健法」だそうです(https://ja.wikibooks.org/wiki/楽健法)。
楽健法を行っている方の中には、その元になった新日本延命学について学んで、「楽健法がよく効く理由が分かった」と仰る方がいらっしゃるそうで、うれしい限りです。